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【VMware】VCP-NV 2021を受験して合格しました!!【NSX-T】

今回VCP-NV 2021を受験して無事passしたので、受験記として書きたいと思います。

概要

VCP-NV 2021はVMwareが認定するベンダー資格です。VCP-NV 2021はNetwork Virtualizationなので、仮想ネットワーク分野の資格であり、具体的にはNSX-Tの製品に関するベンダー資格となります。
ちなみに2019年以前まではVCPの資格有効期限が2年間となっていましたが、現在ではVCP-NV 2021など資格名に取得年が加わり、有効期限も無期限となりました。 ただし受験要件が緩和されるアップグレードパスは2バージョン以内(一部例外あり)など制限はあるので、詳細は以下参照してください。

受験要件についてはVCP-NV 2021のページで保有資格を選択すると、Requiredなのか分かったりもします。
今回NSX for vSphereの製品が終息し、NSX-Tへの移行が必要になるという事で、資格もNSX-Vは持っていたので、NSX-Tの資格を取得しようと思い受験しました。

自分のスペック

自己紹介もかねて、自分のVMware経験を書くと、

  • VCP5-DCV, VCP6-NV, VCAP6-NW Deployを持っています
  • NSX-Vの検証から運用経験は5年ぐらい
  • 学生のころからvSphereはさわっていて5.1からのユーザ

という感じです。

資格勉強

基本的にはVMwareのNSX-T ICM(Install, Cofigure, Manage)の研修を受けて、教材をもとに試験勉強をしました。 VCP6-NV(NSX-V)の資格を保有していればICMの研修を受けることは必須条件ではないのですが、NSX-Tのアーキテクチャ、製品の各機能など体系的に学べられるので受けたほうがいいです。
特に今回NSX-VからNSX-Tによって機能や製品のデザインパターンなどが大きく変わっています。
一例をあげると

  • NSX-TではControl PlaneがNSX Managerにまとまった
  • マルチハイパーバイザのサポート(KVM)
  • Edgeのデザインパターンは基本的にはTier-0 Gateway, Tier-1 Gatewayで構成することになった
  • EdgeのそれぞれのGatewayにはSR(Service Router), DR(Distributed Router)があり、それぞれステートフルなサービスはSR、ステートレスなサービスはDRとなる
  • Tier-0とTier-1 Gateway間は 100.64.0.0/10、 SRとDR間は169.254.0.0/28のセグメントで接続される
  • ベアメタルEdgeの登場

等々、色々変わっています。
VMware研修を受けている方なら知られていると思うのですが、CTC教育サービスの場合には教材のほかにVCPの試験対策のWeb問題集があり、これを解いておくと良いです。(過去問対策というか試験で出てくるので)
蛇足ですが、同じくICMの研修に参加した方は「NSX-Vからの移行で..」という方が多く、みんな苦労しているな 😂 となりました 😇

受験と結果

コロナ禍のためリモート試験も用意されているのですが、以下の通りリモート試験は準備が大変するぎるので普通にテストセンターに受けに行きましたw

試験内容はCTCさんのWeb問題集で過去問対策をしていたのでほぼほぼ問題無かったと思っていたのですが、結果は 430/500 で無事passしました。(合格点は6割の300点で、今回は約8割の得点)
NSX ManagerのCLIであったり、NSX-Tがマルチハイパーバイザの対応となったためESXiとKVMでのサポートされる機能の違いやKVMのコマンドなど、結構細かい問題も出てきます。
ただこの辺りもICMの研修で一通りふれるので、研修の教材とCTCさんのWeb問題集で対策しておけば大丈夫かなと思います。

最後に

今回簡単にですがVCP-NV 2021の受験記として試験対策について書いてみました。NSX-Vユーザからすると、NSX-Tに変わることでEdgeのデザインパターンであったりKVMのマルチハイパーバイザサポートと、結構変わっている部分があるので体系的に学ぶICM研修は受けておいたほうがいいのかなと思いました。(講師の方にも-Vからの違いは?という事で色々聞けるので)
またNSX-V時代ではVCAP6-NV Deployだけであった試験が、NSX-TではVCAP-NV DeployとVCAP-NV Designの両方が用意されているので、次はVCAPを目指そうと思います。(逆にNSX-VはVCAP6-NV DeployをとればVCIXになれるお得資格でした🤣)
VCAP6-NV Deployの試験は実際にHoLのような形式でNSXのオペレーションを行いトラブルシューティングや設定をする実技試験だったので、これからNSX-Tをふれて慣れていきたいと思います。

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